MentorMe Lab
新規事業を創る人のコミュニティ
MentorMe Lab:新規事業プログラム運営の課題解決と支援
MentorMe Lab 発足の経緯と目的
現代において、企業が持続的に成長するためには、既存事業の枠を超えた新規事業の創出が不可欠です。
多くの企業が「社内起業家精神の醸成」や「イノベーション文化の構築」を目指し、独自の新規事業プログラムを立ち上げています。
しかし、その運営現場では、「応募が集まらない」「アイデアが小粒になる」「事業化への道筋が見えない」といった共通の悩みに直面しているのが実情です。
MentorMe株式会社は、これまで個別の企業様への伴走支援を通じて、これらの課題に深く向き合ってきました。
しかし、個社の枠を超えて、日本企業全体のイノベーション推進に貢献するためには、より普遍的な知見を共有し、企業間の連携を促す「エコシステム」の構築が不可欠であると認識しました。
このような背景から、私たちは、新規事業プログラム運営者の皆様が直面する本質的な課題を深く掘り下げ、実践的な解決策と最新の知見を提供する場として「MentorMe Lab」を発足いたしました。
私たちは、Labの活動を通じて、個々の企業が「車輪の再発明」を避け、より効率的かつ効果的に新規事業を生み出せる未来を目指します。
本レポート公開の背景と目的
今回公開いたしました『現場の声で見えた“壁”の正体 ― 新規事業プログラム実態調査2025』は、MentorMe Labとして初の本格的な調査レポートです。
本レポートの公開には、大きく2つの目的があります。
1. 現状課題の共有と具体的な示唆の提供:
多様な業界の新規事業プログラム運営者の皆様への詳細なヒアリングを通じて、各社が抱える悩みや課題が驚くほど共通していることが明らかになりました。
本レポートは、その共通の課題を体系的に整理し、言語化することで、ヒアリングにご協力いただいた企業様はもちろん、同様の課題に直面している全ての皆様に、「自分たちだけではない」という共感と、課題解決への具体的な示唆を提供したいと考えています。
2. MentorMe Labの価値提供の方向性提示:
ヒアリング調査で得られた生の声に基づき、MentorMe Labが今後どのような領域で、どのような価値を提供していくのか、その具体的な方向性を明確に提示します。
画一的なフレームワークに留まらず、各企業様の具体的な状況に合わせた柔軟で実践的なソリューションを追求していくことが、MentorMe Labの提供価値です。ぜひ今後の活動にご期待ください。
本レポートが、皆様の新規事業プログラム運営における次なる一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
2024年6月にMentorMe事業は株式会社Aoba-BBTのグループ会社となりました。MentorMeのミッション「人類の学びや挑戦を繋げる」、Aoba-BBTのミッションを「世界で活躍するリーダーの育成」掛け合わせて、「学び」を「実践」に繋げることを目指していきます。
今回、第一歩としてお客様の事業創出における課題を体系的に研究し、実践的な解決策を提供していくことを目的として「MentorMe Lab」を立ち上げます。
企業が抱える課題は多層的であり、メンタリングだけでは解決できない問題が多く存在します。MentorMe Labを通じて、新しい事業が生まれ、育ち、成功するための本質的な要因を解明し、企業のイノベーション創出を支援していきます。
大学卒業後リクルートに入社。
日系大手&米系スタートアップにて新規事業開発に携わったのち、起業~エクジットを2度経験。
2019年にMentorMeを、2024年より環境保護事業「angleReserve」を創業。Google for StartupやJ-StarXなどの選出。客員准教授や奨学金選考委員なども務める。
[皆様へのメッセージ]
MentorMeの創業以来ずっと感じてきたことは、新規事業創りや起業に関する「絶対解」は、少なくともまだ見つかっておらず、関係者はみなさん、ペインを持っているということです。Aoba-BBTグループへのジョインにより、より多くのナレッジやコミュニティへのアクセスが可能になりました。MentorMe Labでは、そんなアセットを最大限活用し、事業開発に携わる「問」と「解」の質を高め、更なる本質的なソリューション開発に繋げていきたいと思います。