株式会社スコープ・whywaste Japanさま
フードロス削減アプリを開発するスウェーデン発スタートアップとの協業事業をハンズオンでサポート。「MentorMeは私たちにとっての総合診療所。」
#ハンズオン(業務委託) #新規事業 #海外案件 #SDGs
協業事業の推進をハンズオン形式でサポート。的確な人材をスポットで素早く見つけることのできる、「MentorMeは私たちにとっての総合診療所」。
今回は、ハンズオン(業務委託)で支援させていただいている、株式会社スコープさまの新規事業、whywaste Japan シニア オフィサーの小川さまにお話を伺いました。
スコープさまは、スウェーデン発のスタートアップ「whywaste」の提供するソリューションを日本で展開すべく、本国との協業を推進中。日本における小売業の店舗SX (Sustainability Transformation) を促進し、SDGs達成に貢献することを目指しています。
MentorMe編集部(以下、MentorMe):早速ですが、貴社のお取り組みとミッションを教えてください。
小川さま:株式会社スコープは総合広告代理店として事業展開をしてきており、「企画」で価値を創造している会社です。この「企画力」を活かして社会貢献も加速させたいという想いから、小売企業さまへ提案できるSDGs事業を探していた際に出会ったのが、スウェーデンのwhywaste社です。
私たちは、Whywaste社とグローバル・パートナーシップを締結し、小売店から食品ロスを削減するデジタルソリューション「Semafor(セマフォー)」を日本で展開しています。
Semfaorの導入効果は、次の4点です。
◎廃棄ロスを削減(海外では最大40%)
◎商品の有効期限チェクに要する作業時間を大幅に削減(海外では最大80%)
◎品質管理の精度が高まる
◎賞味期限の関するクレームをなくす
この事業を日本で展開するのがwhywaste Japanチームです。日本における小売業の店舗SXを促進し、SDGs達成に貢献することを目指しています。
MentorMe:すごい実績ですね!今回その新規事業において、MentorMeのハンズオンサービスをご利用いただいた背景を教えてください。
小川さま:whywaste社との連携は決まったものの、言語の壁もあり当初はコミュニケーションがなかなかうまく取れませんでした。google翻訳を使ってみたり、社内の英語が話せる人間に通訳をしてもらったりしたのですが、なかなか意思疎通ができず...。そこで、英語が堪能で、さらにIT分野にも精通しているプロ人材を探していたのがきっかけです。
MentorMe:プロ人材の方にはどんなことを期待していましたか?
小川さま:期待していたことは、スウェーデンのチームと円滑にコミュニケーションを取り、事業を前に進めてもらうことでした。
MentorMe:ご利用開始から1年近く経ちますが、実際にご利用頂いてみていかがでしたか?
小川さま:一言で言うと、非常に良かったです!海外経験に加えてIT分野での経験もあり、また人柄も素晴らしかったです。
MentorMe:それは嬉しいです!具体的にどのような効果がありましたか?
小川さま:具体的な効果としては、コミュニケーションが円滑に取れるようになったことでスウェーデンのチームが喜んでくれました。彼らが喜んでくれているのをみて、私たちもとても嬉しかったです。これまできちんと伝えきれていなかったこちらの本気度が伝わったことで、スウェーデンチームからの定例会参加スタッフが増えるなど、先方の本気度も上がりました。今では、ZOOMによる定例ミーティングを「毎週」行っています。結果、コミュニケーションの速度や深度、正確性が非常に高まりました。
また、日本チームの雰囲気が先方によく伝わっていると思います。メンターの方がとても朗らかな方なので、打ち合わせのアイスブレイクなどとても良い雰囲気で始められています。窓口として最適な方にお願いできたと思います。
プロジェクトに入っていただいているプロ人材の方には「MentorMeのメンター」という立場ではなく、我々日本チームの一員として、自ら理解して主体的に動いてくださるのがとても助かっています。例えば翻訳についても、ただ直訳をするのではなく、日本チームのやりたいことを理解して意訳してくださるなど、チームメンバーの1人として参画してくださっています。
MentorMe:メンターの質やマッチ度についてですが、ズバリ、MentorMeのメンターは何点でしたか?
小川さま:これはもう120点です!
海外企業と連携した新規サービスなので、スウェーデンとのコミュニケーションがなければそもそも前に進みません。そのコミュニケーションを効率的に進めることができたのは、MentorMeのおかげです。
MentorMe:新規事業やスタートアップでMentorMeを使うメリットは、どのようなものがありますか?
小川さま:的確な人材を、スポットで、素早く見つけられることがメリットだと思います。
例えば今回でいうと英語人材が必要だったように、新規事業だとピンポイントで特定のスキルを持つ人が必要になるケースが多々あります。ですが、その都度人を探すのは大変です。募集したり、採用活動をしたりすると、コストも人手も時間もかかってしまいます。かつ、いい人材に巡り合う可能性が高いわけではありません。
その一方、MentorMeを使えば新規事業や起業経験のある方がたくさんいらっしゃるので、すぐに適切なプロ人材を見つけることができます。そういった意味で、MentorMeは私たちにとって「総合診療所」のような場所です。笑
困ったら、まずはそこにいくみたいな。笑
MentorMe:ありがとうございます!いつでもご相談にお越しください!笑
最後に、whywaste Japanの今後の展望について教えてください。
小川さま:Semaforは、現在、38カ国で導入されています。Whywaste社のグローバルネットワークは、ベストプラクティスを共有して、世界の小売店からの食品廃棄物の削減を進めています。
私たちは、日本の代表として、このネットワークに積極的に参画したいと考えています。
また、生産性の高い北欧で生み出されたこともあり、whywasteのサービスは合理的で生産的です。そんな本サービスを日本に取り入れていただけるように活動していきます!
whywaste Japanさまが展開するSemaforは、北欧らしさがつまった超Goodアプリです。廃棄も減らせて、従業員もハッピーになって、お客さまもハッピーになる。食品を扱う企業さまは是非こちらをご覧ください。